延岡市出身で、父が勤めていたのが当社でした。元々この業界に入るつもりはなく、大学も文系を選択。県外にでていたんです。しかし、在学中に父が病気になってしまい、見舞いのために帰省。病院へ行くと、当時の社長である、現会長がいたんです。そして「この会社に入ってはどうか？」と提案してくださいました。ご縁を感じ、福岡にある測量の専門学校に通った後、当社に入社しました。
基本的な知識は、専門学校で学びました。
実際の業務に関しては、先輩方について回り、学びましたね。測量は、今道のない山や川など自然の中で作業をします。全ての第一歩が、測量なんです。だからこそ、危険が隣り合わせ。斜面も多いのですが、適宜場所に合わせて機材を設置して、測っていきます。そんな緊張感のある現場とは大局的に、社内の人間は皆、家族のような関係でアットホーム。和気あいあいとコミュニケーションをとりながら、リラックスして仕事ができています。
困ったときには頼ることができますし、気軽に冗談も言い合えるような仲なので、とても過ごしやすいです。
測量の作業は、小規模な道路改良で2〜3ヶ月、高速道路など大きな事業になると7〜8ヶ月かけて行うこともあるんです。その後、設計や工事が完了し、これまで何もなかった場所に数年経って、道が出来上がった瞬間はとても嬉しいです。そこに暮らす皆さんの生活の土台を支えることができているんだな、と感じます。
私自身、時には辞めたいと思うくらいしんどいときもあります。しかし、業務完了後の達成感がその気持ちを上回るため、日々技術の研鑽に取り組みながら、頑張れています。
また、働き方改革が進み、周りの同業企業の中でも、当社はいち早く週休2日がとりいれられました。子どももいるので、とても助かりましたね。
ゼロからイチを創り出すための測量。
現場は、山の中や川のすぐそばなど、自然がありのままに残っているところが多く、危険も隣り合わせです。夏は暑く、冬は寒いので、ハードな面も多い。そんな中でも、自然を感じながら作業できることに、私は楽しさを感じます。
自然の中で身体を動かすことが好きな方にはとても合ってると思いますよ。
